赤ちゃんって、お腹の中で息をしているの?

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疑問に感じているこうのすけ

ぷぅ先生、質問です!

赤ちゃんはお腹の中で息をしているって本当?

「お腹の中で呼吸みたいな動きをしているのは本当よ。鼻から羊水を吸って、鼻から吐いてというのを繰り返しているわ。カラードップラーという特別な超音波検査で見ると、赤ちゃんがまるで怪獣のように鼻から火を吹いているように見えるんだから」

へぇ~、そうなんだ!

羊水を吸っているってことは、呼吸はしていないってこと?

「そうよ。生まれてきてからいきなり呼吸できないでしょう。だからお腹の中にいるうちに、呼吸の練習をしているのね」

笑顔のこうのすけ

なるほど。

赤ちゃんはお腹の中で吸って・吐いての練習をしているから、
生まれてすぐ息を吸って『オギャー』って泣けるようになるんだね!

「その通り。赤ちゃんは生まれる前から、横隔膜や胸の運動、息をするという動作を吸って・吐いてという動作で練習しているの」

すごいなぁ。

でも、酸素が無いと生きていけないよね。

それはお腹の中の赤ちゃんも同じなの?

「同じよ。へその緒を通じて、ママが酸素を送っているから大丈夫」

それなら、ママは赤ちゃんの分までたくさん酸素を吸い込まなきゃいけないよね。

例えば、ママがたくさん咳をすると、赤ちゃんに酸素が届かなくなっちゃうのかなぁ。

「気管支喘息のような病気があったとしても、へその緒を通してママから酸素が送られているから大丈夫よ」

話しているこうのすけ

そうなんだね。

ぷぅ先生、今日も勉強になったよ。ありがとう!

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