ぷぅ先生が、イスラエルに行ってきたんだって！

クリフムの診察が終わる頃、何だか楽しそうな声が聞こえてくるなぁ～と思ってスタッフルームを覗き込んだら、

ぷぅ先生が「この間、イスラエルに行った時…」ってお話ししているのが聞こえちゃった！

イスラエル？

それってあの、地中海に面した中東の国の？？

日本から飛行機で10時間以上かかって、漢字では以色列と書く、あのイスラエル？？？

どうしてクリフムでそんな遠い国の話が出てくるのか気になって、詳しく聞いてみることにしたよ。

ねぇ、ぷぅ先生！

イスラエルへは何をしに行ったの？

「あら、こうのすけ。イスラエルを知っているなんて、さすがね。

医学は日々進歩していくものだから、私も脳についてもっと学ぼうと思って、イスラエルのテルアビブに行ってきたの」

てれさてん？

そこって、すごい研究をしているところなの？

「テルアビブよ、こうのすけ。

そうね。胎児の脳の研究なら、イスラエルのテルアビブの病院か大阪のクリフムかと言われるくらい、その筋では有名なところよ」

え～っ！そうなんだ！

クリフムはここだから、ぷぅ先生はイスラエルのほうにお勉強しに行ったんだね。

「そうなの。脳についてたくさん学ぼうと思って張り切って行ったんだけど、気づいたら壇上にあがって200人の前で講演していたんだから驚きよね」

あれ、ぷぅ先生、お勉強しに行ったんだよね？

講演会って、たくさんの人の前で教える側だよね。

いったいどうなってるの？？

「実は、イスラエルのドクターたちは私から学ぶつもりだったらしくて。

私には内緒で、講演会を企画されていたの。

イスラエルに着いた途端、『イスラエル中から人が来るから』なんて言われて、集まったのが200人よ！

こっちは勉強しに行く気満々だったから、スーツもヒールも準備していなくてね…。

動きやすいジャケットとスニーカーしか持っていなかったから、スカーフを合わせてそれっぽくして、何とか壇上にあがったわ。

お話しする内容も1日半で準備して、もう大変だったんだから！」

えぇー！？

急な講演会ですっごく大変そうだけど、

今のお話している先生はとっても嬉しそうだね！

「脳と遺伝を組み合わせて研究しているところは、世界でもほとんどないの。だからいろんなミーティングにも参加させてもらえて本当に良かったし、

脳の研究をしている人たちがこんなにたくさんいるって思うと心強く感じたのよ」

そっかぁ。

同じ志を持つ人たちと一緒に過ごせて、お勉強熱心なぷぅ先生にとっては本当に有意義な時間だったんだね。

お話を聞かせてくれてありがとう、ぷぅ先生。

また聞かせてね！