妊娠高血圧腎症(PE)スクリーニング検査

Preeclampsia(PE) Screening Test

妊娠高血圧腎症(PE)スクリーニング検査 妊娠高血圧腎症(PE)スクリーニング検査が気になる方へ

妊娠高血圧腎症 (PE)スクリーニング検査

この検査は、リスクの高い妊婦さんを早期に特定し、適切な自己管理や予防策を提案することを目的として実施しているものです。

ママの血中のPlGF(胎盤成長因子)、平均血圧(両腕2回ずつの平均)、子宮動脈の抵抗値(UTPI)をそれぞれ測定し、その測定値ごとにMoM(Multiple of Median)を計算して妊娠高血圧腎症(PE)のリスクを判定します。

MoMは、正常妊婦の中央値を1.00とした時にどれくらい離れているかを表し、この値と母体情報(年齢、体重、身長、既往歴など)を組み合わせて確率を計算します。

妊娠11週〜13週6日の方が該当するため、初期胎児ドック(税込49,800円)を受けられる方全員に受けていただいております。

妊娠初期に来院する患者の「全例」に実施するようになったのは、クリフムが日本初となります。

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妊娠高血圧腎症(PE)スクリーニング検査の料金

初期胎児ドックに含まれている検査になります。妊娠高血圧腎症(PE)スクリーニング検査のみを受けることはできません。

初期胎児ドック(赤ちゃんひとりにつき)
※妊娠高血圧腎症 (PE)スクリーニング検査含む
49,800円(税込)

妊娠高血圧腎症(PE)とは

妊娠中に高血圧やタンパク尿が現れる重篤な合併症です。放置すると、母体の臓器障害や胎児の発育不全、早産、さらには命に関わるリスクが高まります。

母子双方にとって重大なリスクを伴う疾患ですが、国際的な研究によって、妊娠16週になるまでに低用量アスピリン治療を開始することで発症率が有意に減少すると報告されています(※)。そのため、多くの国で妊娠初期のスクリーニングが実施されているのです。

妊娠高血圧腎症(PE)のリスクは通常の妊婦健診では気づかれず、妊婦さん自身の自覚症状もほとんどありません。妊娠初期に客観的にPEのリスクを知ることは赤ちゃんとお母さんの命を守ることにつながります。

この検査を初期胎児ドックへ標準追加することで、すべての妊婦さんに包括的な診断を提供し、安心した妊娠生活を過ごしていただきたいと考えています。PEハイリスクとなった妊婦さんには、主治医と連携してフォローアップを行なっています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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【参考サイト・参考文献】

1. Nguyen-Hoang L, Dinh LT, Tai AST, Nguyen DA, Pooh RK, et al. Implementation of First-Trimester Screening and Prevention of Preeclampsia: A Stepped Wedge Cluster-Randomized Trial in Asia. Circulation. (IF = 35.5) 2024 Oct 15;150(16):1223-1235.
2. Pooh RK First-trimester preterm preeclampsia prediction model for prevention with low-dose aspirin. J Obstet Gynaecol Res. 日本産科婦人科学会公式研究ジャーナル. (IF = 1.6) 2024 May ; 50(5):793-799.
3. Chaemsaithong P, Pooh RK, et al. Prospective evaluation of screening performance of first-trimester prediction models for preterm preeclampsia in an Asian population. Am J Obstet Gynecol. (IF = 8.5) 2019 Dec;221(6):650.e1-650.e16.
4. Rolnik DL, et al. Aspirin versus Placebo in Pregnancies at High Risk for Preterm Preeclampsia. N Engl J Med. (IF = 96.2) 2017 Aug 17;377(7):613-622.