よくあるご質問
FAQ
よくあるご質問
クリフムでは、患者さまに安心して診療を受けていただくために、患者さまの疑問や質問にお答えしています。
お腹の赤ちゃんに関するQ&A
Q.クリフムの胎児ドックは妊娠何ヶ月くらいで受けたらよいですか?
胎児ドックは初期・中期・後期の3段階に分かれており、それぞれ検査内容・検査項目数が異なります。妊娠11週~13週を初期胎児ドックの期間、妊娠18週~21週を中期胎児ドック、妊娠29週~30週を後期胎児ドックの期間としています。ただし、上記期間を逃した方もドックは可能ですので、遠慮なくお問い合わせください。
胎児ドックは初期・中期・後期で観察する項目が異なる部分がありますので、妊娠中にこれら3回の胎児ドックを受けていただくことをお勧めいたします。初期ドック後には同日に絨毛検査を受けることが可能です。中期ドック後にも同日に羊水検査を受けることが可能です。初期と中期、中期と後期のドックの間の期間は、フォローアップスキャンといって、継続して赤ちゃんを診ていくことができます。(フォローアップスキャンはドックとは違い、主に異常部位や発育を中心に診ていく検査になります)
Q.妊婦健診の超音波検査とクリフムの胎児ドックは何が違うのですか?
まったく違います。
妊婦健診の超音波検査は、施設やドクターによってどこまで診るかが異なりますが、通常の妊婦健診では赤ちゃんの体重や羊水量を診て、流産や早産の危険がないかチェックする程度です。
一方、クリフムの胎児ドックでは一般的な妊婦健診に用いられている機器よりもかなり高度かつ最新の超音波機器(6台ともに常にその年の最新バージョンにアップグレードしています)を使用し、赤ちゃんの成長とともに変化する形態を詳細に観察します。Dr.ぷぅの長年の経験から確立した胎児脳神経超音波検査(胎児脳ドック)は妊娠中後期ドックに組み込まれており、全ての胎児に対して脳ドックを行っています。妊婦健診とは比べることができないほど精密な検査なのです。
また、いろいろな施設で超音波技師さんたちによるスクリーニング検査が行われていますが、クリフムの胎児ドックはスクリーニング検査というより、確定診断に近づいた検査であり、遺伝子検査などの裏付けも行うことができるという点でまったく異なっているわけです。
Q.クリフムの胎児ドックはどんな検査結果を出してくれるのですか?
初期(妊娠11~13週)の胎児ドックは赤ちゃんにむくみがないか、鼻骨や顎の発達、耳の位置、脳の初期構造、胃や心臓などの位置や向き、へその緒の血流の異常など、細かい部分まで確認します。特に心臓は三尖弁の逆流がないかなど、とても詳しくわかります。
中期・後期の胎児ドックでは、実に30項目にもおよぶ赤ちゃんの構造チェックを行なうので、妊婦検診の超音波検査よりもかなり詳細な検査になります。詳しくは胎児ドックの詳細情報をご覧ください。
Q.クリフムの胎児ドックの費用はどのくらいかかりますか?保険は適用されますか?
胎児ドックは健康保険の適用にはならないため、すべて自費となります。双子ちゃん、三つ子ちゃんの場合は、赤ちゃん一人ずつにつき検査費用がかかります。
胎児ドックは初期、中期、後期に分かれますが、いずれも基本料金は41,800円(税込)です。中期胎児ドックを受けていただいた方の場合は、後期胎児ドックの基本料金が22,000円(税込)となります。このほか、詳しい観察が必要と判断された場合は精密検査料金として5,500円~44,000円(税込)、画像診断結果説明・カウンセリング料金として3,850円~22,000円(税込)を承ります。
Q.胎児に先天性の病気があるかもと言われました。どうすればよいでしょうか?
妊婦健診を受けて「胎児に先天性の病気の疑いがある」と言われても、診断が確定したわけではありません。
クリフムでは他院の画像検査結果に対するセカンドオピニオンは行っていないため、ご相談いただいた際は改めてクリフムのお腹の赤ちゃんのドック(胎児ドック)からご案内させていただきます。
先天性の病気を疑われてクリフムに来られ、まったく病気がなかった例もあります。本当に先天性の病気があるのか、あるとすればその状態はどうなのか、精密な胎児ドックやその他の検査を行った後、その結果に基づいてお話しさせていただきますのでご安心ください。
Q.他の施設でNIPTを受けて陰性でしたが、検査してもらえますか?
もちろんです。
NIPTでわかるのはダウン症など一部の染色体異常だけです。施設によっては5つの微細異常がわかるという検査もありますが、NIPTでの微細異常検出も限界があり、すべての異常が検出されるわけではありません。
クリフムの超音波検査による胎児ドックは、染色体異常についての遺伝学的スクリーニング検査と、先天奇形などを調べる形態学的診断を同時に行ないます。
厳密にいうと、超音波検査はスクリーニング検査だけではなく診断検査にもなりますので、是非検査を受けることをおすすめします。NIPTを受けて陰性と判定されてからクリフムに来られた方で、結局、絨毛検査や羊水検査を受けられている方はたくさんおられます。どうせなら、胎児ドックを受けてからNIPTを受けるか絨毛検査をうけるかを決めた方が、合理的かつ経済的ではないでしょうか。
Q.出産まで面倒をみてもらえますか?
クリフムでは分娩には対応しておりません。ですが、相談いただいた場合は患者さんの住所やご希望、赤ちゃんの状態によってできる限り最適な分娩施設を紹介させていただきます。
また、胎児の脳の病気がある方など、分娩近くまで脳のフォローアップスキャンが必要であれば、分娩先の受診と並行してクリフムで見ていくことももちろんできます。また生まれた後も、いろいろな相談に乗っています。
Q.性別を教えてくれますか?
赤ちゃんの性別は外性器・内性器などを診断した上で、妊娠20週以降でご希望があればお伝えいたします。ただし、絨毛検査や羊水検査の結果のみで性別をお伝えすることはできません。
Q.診察の際、紹介状は必要ですか?
現在の主治医の先生と診療情報を共有するため、紹介状は必要です。主治医の先生にお願いして発行してもらってください。クリフムに来院する患者様のうち、95%の方は紹介状を持ってきていただいています。大学やセンターからも多くの患者様を紹介されますので、クリフムと主治医の先生、高次施設との連携もスムースです。
もし紹介状がなければ、初診料のほかに5,500円(税込)を承っております。
Q.予約のキャンセルはいつまで可能ですか?
予約のキャンセルは当日でも可能です。しかし、クリフムは大変混み合っているため予約が入りにくく、前日や当日のキャンセルは他の患者さんの予約を入れられなくなってしまいます。そしてご本人の予約変更も難しいかもしれません。
できるだけ3日前までにご連絡をいただけるようお願いいたします。
Q.遠方のため日帰りでクリフムの胎児ドックを受診することが難しいのですが、近隣に宿泊施設はありますか?
あらかじめ、遠方であること、その日中にお帰りになられたいご希望をお伝えください。できるだけその日中に検査を終了してお帰りいただけるようにいたします。
ただ、妊婦さんがバタバタと1日の間に遠い距離を往復されるのは、妊婦さんの体の負担を考えるとあまりお勧めは致しません。前泊ないしは、検査当日はご宿泊をされて、ゆっくりきていただくことをお勧めいたします。