初期ドック

【ご確認事項】
本サイトに掲載されている胎児の診断方法は、Dr.ぷぅによる診断内容を掲載しています。この診断方法は他施設のすべての診断方法と同一とは限りませんのでご注意下さい。

【妊娠初期(11-13週)におけるチェック項目・最適週数は11週後半から12週です】

            初期ドックのチェック項目pooh revised

クリフムでは、初期胎児の必須項目として、NTチェック(赤ちゃんの首のむくみ)、リンパ液の溜りや全身のむくみがないか、左右脳の分離や脳内構造、鼻骨、顎骨の発育、心臓の軸の向き、心臓の4つの部屋、胃胞の位置、肺肝境界(横隔膜)、膀胱、四肢、へその緒の血管数、へその緒の血流、静脈管の血流、心臓の三尖弁逆流がないかなどを調べます。赤ちゃんの位置や向きにより見えない場所があるときは再検査になります。必須項目でなくても確認できる場合には左右腎臓・脊椎肋骨・心臓流出路などを見ていきます。初期の胎児評価としては、イギリスFMFの染色体異常リスクアセスメント(ソフトウエアのライセンスはNT資格・鼻骨資格・三尖弁逆流資格・静脈管血流資格・顔面角度資格がないと得られないものです)を行うほかクリフムオリジナルの胎児評価を行っています。Dr. ぷぅは日本で最初のFMFのライセンス取得者です。

初期ドックでは染色体異常のほか先天性異常の可能性がかなり細かく評価できます。特に染色体異常については中期ドックよりも検出率が高いです。

また、初期ママの血清マーカー(PAPP-A, free βhCG)とNTとの組み合わせ検査も行っています。この組み合わせ検査は欧米やアジア・アフリカなど世界中で妊娠初期検査のスタンダードとして使われています。詳しくは組み合わせ検査の項をみてください。

【クリフムの胎児診断の流れ】

  • FTS2013.06.13クリフムの初期胎児ドックによる遺伝学的超音波検査(胎児病リスクアセスメント)でダウン症・18トリソミー・13トリソミーの可能性が高い(高リスク)という結果が出た方には12-14週の絨毛検査(ダウン症やトリソミーだけでなくその他の染色体異常も判明する確定検査)という染色体確認検査のオプションが提示されます。(あくまでもオプションですので、受けなければならないということではありません。) リスクが高いと出たからといって、病気があるとは限りません。
  • リスクが低いと出た方の多くは組み合わせ検査(NT,胎児心拍数+初期ママ血清マーカー)で別の角度から胎児病リスクを出すことができます。
  • リスクが低いと出た方でも超音波上何らかの胎児病が疑われる場合、高齢・異常妊娠歴・両親いずれかの均衡転座・前児異常などの適応がある場合には、カウンセリングの上、絨毛検査オプションが選択可能です。

(注) クリフムの超音波検査による初期ドックは、ここでいう遺伝学的超音波検査(ダウン症などの確率を出すための検査)と、形態学的診断(最近ではかなり多くの先天奇形が初期から診断されます)の両方を一度に行います。したがって厳密にいうと超音波検査はスクリーニング検査だけでなく、ある意味、診断検査にもなるのです。ただし、一部を除く脳の異常や心臓・指の異常、徐々に出現する発達の異常などについては中期ドックで見つかることが多いので、中期ドックはいずれにしても受けていただくことをおすすめします。